読みやすさ 10
イラスト 9
キャラ 9
ストーリー 9
今後の期待値 10
おすすめ度 9
変人のサラダボウルを5項目で10段階評価し、トータルのおすすめ度を紹介しています。
その後この作品の個人的感想を載せていますので、良ければ読んでみてください。
まず初めに読みやすさです。
読みやすさの評価は10になります、読みやすく、最後までだれずサクッと読める、まさにラノベの鏡のような作品でした。
ラノベには常にこういう作品であってほしいですね。
次にイラストです。
イラストの評価は9になります、言わずと知れたカントク先生のイラストです。
大満足のクオリティだったのですが、カントク先生のイラストは、やっぱりカラーで見たかったという自分のわがままで、評価を一つ下げさせてもらいました。
挿絵がカラーだったら完璧だったんですけどね(笑)
次にキャラクターです。
キャラクターの評価は9になります、平坂 読先生の書く女の子の可愛さが際立つ作品でした。前作の《妹さえいればいい》のキャラクターもよかったですが、今作もそれに負けず劣らずのクオリティで大満足でした。
これは前作との比較になってしまうので、少し酷なのですが、女の子のキャラはよかったのですが、男キャラが前作と比べると一段劣っているように感じられてしまい、評価を一つ下げさせてもらいました。
次にストーリーです。
ストーリーの評価は9になります、ストーリーもかなり良かったです。
現代の日本に、もし異世界人がやってきたらどうなるかを、面白おかしくえがかれる、
逆転生ものになります。
目新しさもあり、とてもよかったのですが、やはり前作と比べてしまい、
もともとの期待値が高かったため、9という評価にとどまりまってしまいました。
最後に今後の期待値です。
期待値の評価は10になります、これは文句なしの10評価ですね、いろいろな伏線がちりばめられ、これからどんどん面白くなっていきそうな雰囲気がしています。
今後ますます期待できる作品なので、ぜひ読んでみてほしいです。
ここからは少しネタバレもこみの感想を述べたいと思いますので、
ネタバレが嫌な方は引き返していただいて、
嫌でない方はこのまま読み進めてもらえると嬉しいです。
日本人在住のしがない探偵のもとに、異世界人の女の子が落ちてくる、そんなどこかで聞いたことのあるような場面から物語が始まっていきます。
異世界人が現代日本にやってくる話というのは今までにありそうでない話でとても興味をそそられました。
物語の初めから日本にやってくるという話は少なくとも自分は知りません。
もし、異世界人が現代日本にやってきた場合、どうやって過ごしていくのかを面白おかしく描かれています。
第一巻である今作では、対応力が高く優秀な異世界の皇女と、ポンコツ異世界騎士の対照的な二人がメインになっており、今作で特に面白かった話は、ポンコツ異世界騎士ことリヴィアの話になります。
異世界人が日本に飛ばされたら普通はこうなるよねって話がとても面白かったです。
住所も戸籍もない異世界人が、日本にやってきたら、どうなるか、
ホームレスになるしかない!
そして、ホームレスとしての才能を徐々に発揮していく女騎士、これだけで面白そうな気が雰囲気がただよってきています。
しかも、よく見るとキャラクター紹介の部分に主人公と書いてあります。
自分は読み終わった後に気づいたのですが、なるほど、納得の主人公ぶりでした。
今作、《妹さえいればいい》という前作と似たキャラクターが、何人か登場しており、前作を読んでいた身としては、興奮を隠しきれなかったのですが、
あとがきで、《妹さえいればいい》とは無関係のキャラクターです。と明言されてしまい、少し残念な気持ちになってしまいました。
その設定は平坂 読先生の胸のうちにとどめておいてほしかったというのが、正直な気持ちですね…..
こんな感じでこれからもラノベを紹介していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
最後にこの本を紹介してくださった、S様ありがとうございます。
とても面白く、楽しく読ませていただきました。今後もこのような形にはなりますが、感想を述べていきたいと思いますので、あたたかいめで、見守ってもらえると嬉しいです。