ラノベ

灰と幻想のグリムガルlevel.2

読みやすさ 9

イラスト 7

キャラ 7

ストーリー 10

今後の期待値 10

おすすめ度 10

灰と幻想のグリムガルlevel.2を5項目で10段階評価し、トータルのおすすめ度は上のグラフにまとめました。

この作品の個人的感想を載せていますので、良ければ読んでみてください。

Kindle版

灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)

ネタバレもこみの感想を思いのままに書きつづっています。

ネタバレが嫌な方は引き返していただいて、嫌でない方はこのまま読み進めてもらえると嬉しいです。

今回この作品はlevel.18まで読んだ後に読んだ感想になりますので、少々ひいき目に見ている可能性がありますが、そこはご容赦いただけますと幸いです。

一番の見どころ

リーダーとなった主人公の苦悩。

1巻では死んでしまったマナトの敵討ちという目標に必死だったためチームが自然にまとまっていました。

しかし、その目標がなくなったことにより主人公のリーダーとしての行動を求められるようになります。

しかしこの巻ではこのグリムガルという世界に一緒にやってきたもう一つのグループのリーダーに格の違いというものを見せつけられます。

それを見て主人公はそのリーダーのようにとまで言わずとも自分のできる限りリーダーとして頑張ろうと奮闘します。

主人公の性格上実際はそんなに奮闘している感はありませんが(笑)

本来主人公はお世辞にもリーダーに向いているとは言えません。

まじめで温厚な性格で面倒ごとは極力避たいめんどくさがりです。

しかし主人公たちの頼れるリーダーマナトが死んでしまった。

ここであまりものである主人公のパーティは窮地に立たされ、リーダーが死んでしまったことにより消去法でリーダーに選ばれたのが主人公です。

誰もやりたがらないが誰かがしなければならない仕事を押し付けられた形です。

ここで主人公に生真面目さが発揮され、やりたくなかったけどやるからにはできることはしよう(!)できる限りだけど….と主人公の気持ちがうまく表現されています。

ここでリーダーとして頑張ろうとする主人公の前に立ちふさがり、あの手この手で邪魔することによって際立ってくるのが問題児のランタです。

実際にも居そうな絶妙なウザさのキャラクタで、まじめにリーダーを務めようと努力している主人公にあえてパーティの輪を乱すような行動しかとりません。

当然、主人公とランタは衝突します。

仲間との衝突はほかの物語でもよくあることですが、この二人はこの本では和解しません、お互い外互いのことを嫌いなまま物語が進んでゆきます。

最終的にあいつは嫌いだけど仕事はきっちりするというスタンスに落ち着きます。

リアルな人間関係を見ているようでいたたまれない気持ちになってしまうと同時に強い共感も得られました。

実際に馬が合わない苦手な人がいるのは当然だし、でもそういった人と付き合っていかなくちゃいけない場面の方が多い、だって仕事だから

そんな主人公の苦悩はものすごいものです、いうことすべてに噛みつき、自分の好き勝手に行動するランタ。

苦悩どころではなく地獄と読んだほうが正しいかもしれません(笑)

そんな主人公の苦悩に少しでも興味を持ってもらえるのであればぜひこの本を手に取って読んでもらいたいです。

追伸

アニメ版灰と幻想のグリムガルを見ている方はぜひこの二巻から読むことをお勧めします。

二巻の物語もアニメで放映されているのですが、二巻部分はかなり簡略化されおり、2巻の魅力を十二分に発揮されていないように私は感じたためです。

この作品は2022年8月6日現在私がライトノベルで一番面白いと思っている作品の第2巻となっています。

この作品に少しでも興味を持っていただけたなら、手に取って読み楽しんでもらえると幸いです。

これからも多くの作品をレビューしていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。

Kindle版

灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)