読みやすさ 8
イラスト 7
キャラ 6
ストーリー 7
今後の期待値 5
おすすめ度 6
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思いますを5項目で10段階評価し、トータルのおすすめ度を紹介しています。
その後この作品の個人的感想を載せていますので、良ければ読んでみてください。
まず初めに読みやすさです。
評価は8点です。
この作品で一番良かった部分でもあります。
ページ数が少ないわけではなかったためもっと読むのに時間がかかると思っていたのですが、とても読みやすくことのほか読むのに時間がかかりませんでした。
すらすら最後まで読めるというのは、非常に評価が高いですね。
次にイラストです。
表紙は思わずジャケ買いしてしまうぐらい自分の好みのイラストでした。
しかし、表紙が良すぎるがゆえに中の挿絵のレベルが少し低く感じてしまいました。
そのため評価は7点にとどまっています。
次にキャラクターです。
この評価はずいぶんと悩みました、主人公の女の子はとてもかわいらしく好感の持てるキャラだったので評価8点近くの高評価のキャラでした。
しかし、主人公に近づくストーカー冒険者、このキャラだけは許すまじと思わせられるほどのキャラで、終始イライラさせられたため、評価は6点です。
ストーカー冒険者以外のキャラ達もよいキャラをしていたため完全にこのキャラが原因で評価が下がっています。
ストーカー冒険者にあえて評価をつけるなら、4点がいいところでしょう、ほかのキャラ達に泣いて許しを乞うべきキャラです。
次にストーリーです。
ストーリーは序盤から中盤にかけては、ストーカー冒険者の行動以外はほのぼのとしておりよかったのですが、終盤に近づくにつれて、首をかしげてしまうような展開になっていきました。
中盤まではよかったので何とも言えない感情になってしまい、評価は7点になっています。
最後に今後の期待値です。
正直あまり期待していません。
続編が確定していないラノベの1巻はきれいに話を終わらせることが多いですが、この本は1巻でいろいろやりすぎており、今後に期待できる要素が乏しいように感じられました。
1巻を読んだ印象としては今後も長く続いていくイメージが湧かなかったため、評価は5点と低めになっています。
ここからは少しネタバレもこみの感想を思いのままに書きつづっていきたいと思います。
ネタバレが嫌な方は引き返していただいて、
嫌でない方はこのまま読み進めてもらえると嬉しいです。
要約!
ギルドの受付嬢が残業が嫌でボスをソロ討伐しに行く話です(笑)
この作品にはいろいろと思うところがあるのですが、まず良かった点。
主人公のアリナがとても可愛い、そして強い文句なしのキャラです。
自分の欲望に忠実で残業が嫌だからその原因であるボスを一撃で討伐して回り、平穏な日常に戻っていく、とても爽快感がありすらすら読んでいくことができます。
結局働いている気もしますが(笑)
とても共感できるキャラでアリナの可愛さこその作品最大の魅力です。
しかし、物語の最後に出てくる敵キャラにアリナが苦戦します、大苦戦です。
しかもソロ討伐でもなくなってしまっていたため、ボスをポコポコ討伐する爽快感を楽しんでいた自分はひどく裏切られた気持ちになってしまいました。
これが2巻3巻と続けてきたうえで変わっていくのは仕方がないことだと思うのですが、1巻でタイトルとそれたことをするというのはいただけないです。
タイトルがしようと思いますなので正確には間違ってはいないのかもしれないですが、このタイトルを見て読み始めた人はそうは思わないでしょう。
そして、評価で少し話していたストーカー冒険者のジェイド、このキャラは共感も好感も持てないただイライラさせられるキャラで、表紙のイラストに出ています。
表紙の絵を見た第一印象としては暴走するアリナを苦労しながら制御していくキャラのように描かれていますが、そんな場面は全くと言っていいほどなかったです。
読んでいてなんかいろいろもったいない作品だとというのが今作の印象でした。
これからも多くの作品をレビューしていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。