ラノベ

灰と幻想のグリムガル level.1を5つの項目で評価してみた

読みやすさ 8

イラスト 6

キャラ 7

ストーリー 10

今後の期待値 10

おすすめ度 9

灰と幻想のグリムガルlevel.1を5項目で10段階評価し、トータルのおすすめ度は上のグラフにまとめました。

この作品の個人的感想を載せていますので、良ければ読んでみてください。

ネタバレもこみの感想を思いのままに書きつづっています。

ネタバレが嫌な方は引き返していただいて、嫌でない方はこのまま読み進めてもらえると嬉しいです。

今回この作品はlevel.18まで読んだ後に読んだ感想になりますので、少々ひいき目に見ている可能性がありますが、そこはご容赦いただけますと幸いです。

要約!

残り物メンバーで異世界を懸命に生きる物語。

この作品の一番の見どころはやはり、主人公達余りものメンバーの人間らしさです。

物語の初めに12人のメンバーが記憶を消された状態でグリムガルという世界で目覚めるところから物語が始まります。

そしてこのグリムガルで生きていくためには義勇兵になり他の種族と戦うか、無一文で街に投げ出されるかの2択を迫られます。

そこで要領のいいメンバーはすぐに義勇兵になる道を選ぶのですが、主人公と他4人はなかなか選ぶことができません、そして義勇兵になる選んだ後も誰もがなかなか意見を言えず、その場で呆然とする。

主人公達も要領のいいメンバーの行動が正しいことはすぐにわかっていたはずなのです、しかし動けない、こんな良くわからない所で動くのが怖いから。

ほかの多くの異世界物はこの要領のいいメンバーなんです、最善の行動が頭に浮かび、それを行動に起こして成功していく、物語としてはこれが当たり前なのですが、この主人公たちは違います。

異世界に記憶が消され状態で飛ばされると普通はこんな風に行動できないよね(?)と作者が読者に語り掛けているように私は感じました。

義勇兵になった後も主人公たちは間違えます、間違えまくります。

それでも主人公たちなりの速度ではあるのですが、少しずつ進んでく、多くのアクシデントにに見舞われながら、ゆっくり少しずつ前進していく様子が丁寧に描かれています。

この作品は2022年7月20日現在私がライトノベルで一番面白いと思っている作品の第一巻となっています。

この作品に少しでも興味を持っていただけたなら、手に取って読み楽しんでもらえると幸いです。

これからも多くの作品をレビューしていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします。